写真に関する賞・公募など
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Juna 21

Juna 21(ユーナ21)とはニコンサロン主催の35歳以下の若手写真家を対象とした公募写真展。

1998年、ニコンサロン開館30周年を記念して、若い写真家の発表の場として、新宿ニコンサロンで行われるようになった。

月に1回2組、年間で11回22組(残り1回は下記の三木淳賞受賞記念写真展)の写真展が行われる。

1999年度より毎年10月から翌9月までの間に行われた中で最も優れた作品に三木淳賞が与えられるようになり、2003年度より優秀作に与えられる三木淳賞奨励賞が新たに設けられた。

ひとつぼ展 ひとつぼ展(ひとつぼてん)は、ガーディアン・ガーデン主催による写真グラフィックデザインのコンテスト。ガーディアンガーデンでの個展開催を最終目的とした公募展。3.3u展とも表記する。 写真ひとつぼ展は数多くの有名な若手写真家を輩出する二大写真家登竜門の一つ。(もう一つは写真新世紀)
ヤング・ポートフォリオ 「ヤング・ポートフォリオ」は、写真表現に情熱を燃やす青年たちの創造性に富んだユニークな作品を後世に残すために、当館が募集するものです。この募集はコンテストではなく、当館の収蔵作品として優秀な作品を収集する活動の一環です。
毎年35歳以下の若い作家の作品を公募し、選考の後、当館のパーマネント・コレクションとして購入し、展示しています。未だ評価の定まらない、完成への途上で闘っている青年たちの作品にこそ、時代を切り拓く力が秘められていると私たちは考えています。完成度は高くないが、独創的で表現意欲の高い作品を美術館が購入することによって、若い作家に勇気を与えたい。
今後も写真をめぐるさまざまな変化に柔軟に対応し、作品の収集、展覧会、出版活動などを通して若い作品と作家をバックアップし、広く社会に紹介したいと考えます。(転載:企画元清里フォトミュージアムHP

伊奈信男賞

伊奈信男賞いなのぶおしょう)は、ニコン主催の写真

ニコンサロン名誉館長(1968年から1978年)であった写真評論家伊奈信男の、日本写真界の発展に対する貢献と業績を記念して1976年に創設された。

ニコンサロンで毎年10月から翌年9月までの1年間に開催された全ての作品展の中から最も優れたものに与えられる。

1995年からは従来の正賞、賞状、およびニコン製品の商品に加え、100万円の副賞が与えられる。
写真新世紀

写真新世紀(しゃしんしんせいき)は、キヤノン主催による写真のコンテスト。

写真の現在に注目し、写真表現の新たな可能性に挑戦する新人写真家の発掘・育成・支援を目的とした公募コンテストとして1991年設立された。

グランプリ受賞者には野口里佳HIROMIXなど、また優秀賞には蜷川実花佐内正史オノデラユキ澤田知子などがおり、若手実力派の写真家の登竜門になっている。 二大写真家登竜門の一つ(ひとつぼ展)
土門拳賞

土門拳賞(どもんけんしょう)は日本を代表する写真家である土門拳を敬して1981年毎日新聞社が設立した写真賞である。社会・人物・自然などを対象とする。同じくリアリズム写真で有名な木村伊兵衛を記念して作られた木村伊兵衛写真賞と共に、写真界の中堅・もしくは新人に与えられる賞である。

木村伊兵衛写真賞が写真界の芥川賞と呼ばれるのに対し、土門拳賞はよく、写真界の直木賞と呼ばれることが多い。なお、土門拳本人は、1979年から没年の1990年までは昏睡状態のため、この賞には直接関わってはいない。
木村伊兵衛写真賞

木村伊兵衛写真賞(きむらいへいしゃしんしょう)は、朝日新聞社主催による写真の賞。

日本を代表する写真家、木村伊兵衛(1901-1974)の、戦前・戦後を通じて日本の写真界の発展に対する貢献と業績を記念し、1975年に朝日新聞社によって創設された。

プロ・アマ・年齢を問わず、毎年1月から12月までに雑誌・写真集・写真展などに発表された作品を対象とし、写真の創作・発表活動において優れた成果をあげた新人に贈られる。受賞発表・選考内容等は毎年3月発行のアサヒカメラ誌(朝日新聞社発行)に掲載される。

新人を対象とし、著名な写真家を数多く輩出している事から、「写真界の芥川賞」と呼ばれることもある。